Philosophy

われわれの経営哲学・行動模範とは?

Purpose

なんのために生まれて、何をして生きるのか?

全てを悟り、業を起こす

運命には「天命」と「宿命」の二つが存在する。天命は絶対的なもので、我々がこの壮大な宇宙の中で生を受けること自体、変えられない奇跡であり、それは宇宙の摂理によるものである。一方、宿命は我々の努力や選択によって形成され、未来を変革する可能性を秘めているものである。
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全てを悟り、業を起こす

運命には「天命」と「宿命」の二つが存在する。天命は絶対的なもので、我々がこの壮大な宇宙の中で生を受けること自体、変えられない奇跡であり、それは宇宙の摂理によるものである。一方、宿命は我々の努力や選択によって形成され、未来を変革する可能性を秘めているものである。この地球に生まれ、人としての時を過ごすこと、これは変わることのない天命である。しかしながら、宿命は、我々の日々の決断や行動、そして心の在り方によって、常に変動するものである。どんなに厳しい試練や困難が立ちはだかっても、強い意志と不屈の心を持ち続ければ、その障壁を乗り越えて前進することができる。人生の舞台は、予測できない出来事や感情の波に満ちている。だからこそ、逆境に直面したとき、それを「絶好の機会」として捉え、自己を磨く勇気を持つことが求められる。そうした過酷な環境や厳しい出来事が、われわれの心を鍛え、魂を磨き、次なるステージへと導いてくれる。そして、その全てを喜んで感謝することで、悪しき「業」も消えていく。常に感謝の心を胸に秘めること、これこそが我々の宿命を形成する重要な要素であり、いかなる困難も、心を鍛え上げ、魂を磨くことで、真の運命の主人公として、人生をより豊かに生きる道を切り開くことができる。人として生きているだけで、有難いことである。

Mission

なにがきみの幸せで、なにをして喜ぶのか?

天を相手にし、誠を尽くす

経営者は2つの使命を意識せねばならない。第一に、個人の人生の目的から考えれば、心を高めること、言い換えれば魂を磨くこと、他に尽くすことにある。第二に、法人の仕事の目的から考えれば、人と社会をより良くすること、言い換えれば、世のため、人のために尽くすことにある。
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天を相手にし、誠を尽くす

企業は「法人」であり「個人」の集まる組織である。故に企業の経営者は2つの使命を意識せねばならない。第一に、個人の人生の目的から考えれば、心を高めること、言い換えれば魂を磨くこと、他に尽くすことにある。生まれたときより、魂を磨き、美しい人間性を高めることである。そのためには、日々の仕事に真摯に取り組み、懸命に努力を重ねること。それによって心は自ずと研磨され、人格は高められ、より立派な魂へと成長を遂げる。まずは、そのことに、われわれが生きる意味がある。第二に、法人の仕事の目的から考えれば、人と社会をより良くすること、言い換えれば、世のため、人のために尽くすこと。すなわち「利他の心」で生きることにある。「経済」という言葉は、そもそも中国の古典の中にある「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉が起源である。これは「世を經め民を濟う」ことを意味する。つまり民を救うために様々な公的対策を行わんとすることが「経済」なのである。この二つは一体かつ不可分で、他の為に尽くすことによってこそ心は研磨され、また美しい心をもつからこそ、世のため、人のために働くことができる。それにより人格が陶治され、人生は素晴らしく、豊かなものになり、人格、社格、国格が磨かれ、人気が高まり、景気が良くなり経済発展への貢献に繋がるのである。

Vision

すべては“心”に始まり、“心”に終わる。

動機善なりや、私心なかりしか。

指針なき選択は海図を持たない航海のようなものであり、哲学不在の行動は灯火なしに暗い夜道を進むようなものである。会社は個人の集まる組織であることから、個々の人生観・倫理観・価値観…とったものが最終的に判断基準となり、迷ったときに立ち返るべき原点として機能する。
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動機善なりや、私心なかりしか。

指針なき選択は海図を持たない航海のようなものであり、哲学不在の行動は灯火なしに暗い夜道を進むようなものである。会社は個人の集まる組織であることから、個々の人生観・倫理観・価値観が最終的に判断基準となり、迷ったときに立ち返るべき原点として機能する。「動機善なり」という言葉の通り、真の意図は善でなければならず、それを保持しながら日々の業務を進めることが重要である。経営は、連続する決断の積み重ねである。多種多様な問題や、取り決めるべき事項が絶えず現れる。営業、経理、未知の領域…それらすべてに、迅速かつ正確な決断が求められる。たとえそれが些細なことであっても、「私心なかりしか」と心掛け、利己的な動機を排除して判断すれば、努力を続けていれば必ず成功に導かれる。多くの偉人は悩んで行き着いたのは「原理原則」であった。すなわち「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って、正しいことを正しいままに貫いていこうと考えている。故に我々の経営の指針も、天の声と、心の声の2つを指針として判断する。まず天の声とは、「誰も見ていなくてもお天道様が見ている」という昔から日本に伝わる教えである。我々は周囲に安易に迎合するのではなく、お天道様が喜ぶ判断をしなければならない。そして心の声とは、「もし天が見ているとしたら、自分にどうしてほしいのだろう」という視点が大切である。

Client

第一:従業員、第二:お客様。第三:関係者。

地球と私達の健康を考える人。

経営者は2つの顧客を大切にしなければならない。「Worker(従業員)」「Customer(お客様)」である。われわれは第一の顧客を「全従業員」とする。全従業員を幸せにし喜んでもらい、危険から守っていくことを第一にすべきだと考えている。
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地球と私達の健康を考える人。

経営者は2つの顧客を大切にしなければならない。「Worker(従業員)」「Customer(お客様)」である。われわれは第一の顧客を「全従業員」とする。全従業員を幸せにし喜んでもらい、危険から守っていくことを第一にすべきだと考えている。全従業員が物心両面の幸福を追求すると、より良い経営が可能になると確信をしている。第二の顧客を「お客様」とする。最速、最大、最良…で、人と社会をより良くするために、天命・使命に従い、当社にとって“有難い方”だけをお客様とし、有り難くない方はお客様としない。この2つの顧客の定義を大切にし、関連するステークホルダー(従業員の家族・株主・投資家・地域・政府・行政機関・業界団体・納入業者・マスコミ)の存在にも感謝し、貢献をすることを忘れない。そして宇宙の意思・自然の摂理には逆らいません。人間は一人で生きていけない。自然の恵みから、空気・水・食料を分けてもらえてこそ生き延びることができます。故に顧客とは、明確にしなければ人間としての営みは未来永劫、続けられない。 真の経営者は、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、全世界・全生命に進歩・発展に貢献し続ける、視座(人類皆兄弟)を育み、行動し続けることだと考えている。稲盛和夫先生が提唱する人生の方程式「考え方×熱量×能力」を基盤に、天上界、自然界、人間界から応援され、個人・法人の成長・貢献に繋がる人と仕事をしたい。

Value

自力・他力・釈迦力で、四苦八苦を克服する。

みんなと幸せをつなぐ

多くの首相が演説で引用するアフリカの諺「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」がある。事業とは一人の力で成功することは絶対にない。一人の力が他人の協力を得たとき、初めて事業は成功する。人間は自分でなければできないと錯覚していることが多い。
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みんなと幸せをつなぐ

多くの首相が演説で引用するアフリカの諺「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」がある。事業とは一人の力で成功することは絶対にない。一人の力が他人の協力を得たとき、初めて事業は成功する。人間は自分でなければできないと錯覚していることが多い。優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが良いものだと悟ったとき、偉大なる成長を遂げると理解しなければならない。また、諺の起源とされるアフリカで太古の昔、人間が絶滅せずに野生動物と共存するには、みんなで病気や怪我、食料対策など様々な知識を分かち合いながら、弱い子供を守り集団で行動することで「遠く」まで行くことができたり、命を守られる可能性が大きくなったという。では現代において「遠く」にいくためには、「生きる」ためにはどうすればよいか?自然との共生こそ、真剣に考えなければならない時代となってきている。今の生活を人間が続けると2030年までには地球が2個分相当の資源が必要になると報告書を、世界自然保護基金(WWF)が発表している。地球が滅びたらビジネスどころではない。我々が考える価値とは、生きとし生きるものから応援されること、みんなと幸せをつなぐことにある。4つの「助(自助・互助・共助・公助)」を意識し、三力(自力・他力・釈迦力)で、みんなで四苦八苦を克服することが、より一層大切な価値となっている。

Result

独創・共創・公創で、一円融合を成す。

筋を通し、誠を尽くし、正道を貫く

真実の成功は目に映る成果以上のものを指します。我々はクライアントとの堅固な約束を心に刻み、それを通じて成功の果てへと導きます。しかしその過程で最も大切にするのは、紙の上の契約よりも、心と心で結ばれる相互の愛と信頼です。
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筋を通し、誠を尽くし、正道を貫く

真実の成功は目に映る成果以上のものを指します。我々はクライアントとの堅固な約束を心に刻み、それを通じて成功の果てへと導きます。しかしその過程で最も大切にするのは、紙の上の契約よりも、心と心で結ばれる相互の愛と信頼です。この相思相愛の関係、尊敬・信頼関係が存在しなければ、真のパートナーシップを築けるとは思えません。新しいプロジェクトや仕事に挑む時、我々はその深い愛と不屈の勇気を持ち続けます。なぜなら、これらの感情が真の長期的な成果と持続性を生む源であると確信しているからです。しかし、難局に直面したとき、その結果や自らの命運に過度に囚われることは、真の成果を手に入れる道のりにおいて大きな障害となり得ます。南洲翁遺訓の「道を行う者は、どんな難局にも動じない心を持つべき」との言葉は、我々の行動の指針となっています。そして西郷隆盛氏のように、誠実さを心の中心に、細かい約束からでもきちんと守ること。これが、従業員の人格、企業の社格、さらには国の国格までを磨き上げる原動力となります。利他的な動機から生じる行動は、一時的な成功を超えて持続的な成果を生むことが証明されています。事業を始める際、その目的が人々のために真に価値があること、そしてその活動が心からの「善なる動機」に基づいていると確信できたとき、我々はその道を進むべきだと信じています。

Planing

創造的な破壊し、調和を保つ。

いとも簡単に難事を成し遂げる

会社としての計画は、まず始めに全従業員の幸福の実現を目指すこと。この実現のための努力が果たされると、次にお客様、取引先、そして地域社会への貢献が始まる。そして、この寄与が広がっていくことで、社会全体、さらに地球全体の幸福を目指して尽くしていくことが求められる。
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いとも簡単に難事を成し遂げる

会社の計画は、まず全従業員の幸福の実現を目指し、この実現のための努力が果たされると、次にお客様、取引先、そして地域社会への貢献が始まる。そしてこの寄与が広がっていくことで、社会全体、さらに地球全体の幸福を目指し尽くしていくことが求められる。調和の取れた成長を継続すれば、宇宙そのものが我々を後押ししてくれる。ジェームス・アレーン氏の「原因と結果の法則」によれば「清らかな人間ほど、目の前の目標も、人生の目標も、汚れた人間よりもはるかに容易に達成できる傾向にあります。汚れた人間が敗北を恐れて踏み込もうとしない場所にも、清らかな人間は平気で足を踏み入れ、いとも簡単に勝利を手にしてしまうことが少なくありません。」これは我々の周りの現実にも当てはまるものです。頭の良さや能力だけではなく、純粋な心からの行動と不断の努力が、意外と難しいと思われる課題を難なくクリアする力となっています。素晴らしい計画や才知も重要ですが、その背後にある動機や心の純粋さが、その成果を長続きさせるカギとなります。我々の計画も、そんな清らかな心を中心に据え、多くの仲間と共に、社会や地球に寄与することを最終的な目的としています。調和を保つことを忘れず成長を続けるなら、必ず宇宙が応援してくれる。100年後の世界では、自利利他の精神で、みんながなかよく、そして面白く、楽しく暮らせる世界になってほしいと希望を込めて願っております。