Branding

ブランド力の測定

今回は、ブランディングに興味関心がある方の記事を投稿します。そもそもブランド力は測定できるのか?どのようにするべきか?ブランド論の書籍で有名なデイヴィット・アーカー氏は以下を語ります。

ブランド力の測定


毎年、同じ指標で、定点観測することが何より大切です。では、どのように他社と差別化を図っていくことが良いのか?以下の4つの項目を挙げております。

  1. 認知   Awareness
  2. 知覚品質 Perceived Value
  3. 個性   Identity
  4. リピート Royalty

知覚品質
顧客がブランドを見たり聞いたりした時に、そのブランドに対して感じたり察知する品質。単に製品の機能・性能だけでなく、信頼性やサービス、雰囲気などの価値も含まれます。ブランドエクイティを構成する要素の一つとしても重要視され、ある製品やサービスを比較した時に知覚する優位性を感じた品質のことを言うこともあります。書籍の中で「知覚品質はいくつかの方法でブランドに価値を与える。品質の高さは消費者にブランドを購入する明確な理由を与え、競合他社との差別化を促し、高価格で売る事を可能にし、ブランドを育てる強力な基盤を築く。」と述べています。さらにアーカー氏は、知覚品質は「顧客が全体の品質から受けとる知覚、または競合商品と比較した、意図された目的に関しての商品やサービスの優位性」で定義される、としています。

ブランド論

ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略


ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略という概念は、日本で有名になったのは、星野佳路氏が研究・実践・成果を出して、多くの経営者に対して伝えてきたことが大きな理由だと思います。

商品・サービス・経験価値・買いやすさ・価値から、
1つを選び「圧倒的な支配力」を持ち、
もう1つは「他社と差別化できる力」を持ち、
あと3つは競合と合わせるのが、
もっとも生産性が高く、収益率も高く、マーケットの中で、
ポジショニングを維持できるという。
是非、意識されてみて下さい。

星野リゾートの星野さんは、

  • 商品:3
  • サービス:3
  • 経験価値:5
  • 買いやすさ:4
  • 価格:3

    で勝負しているみたいです。

あなたに実践してほしいこと


では、ブランド力を高めるためには、どうすれば良いのか?全て満点を狙わないことです。満点を狙うと、むしろ競争優位性を見出すことができないというのが面白い観点ですね。

商品: 点
サービス: 点
経験価値: 点
買いやすさ: 点
価値: 点

是非、1つは圧倒的な点数を もう1つは差別化できる点数を、あと3つは競合他社と同等な点数をつけて下さい。

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